
ガイドの日記帳 〜つれづれなるままに〜
小笠原諸島母島のネイチャーガイド、フィールドエスコートhilolo・梅野ひろみが母島の大自然の魅力を紹介しています。2021年05月24日
2021年04月27日
オオヤマイチジク

2021年04月07日
2021年03月17日
乳房山トレッキング
母島の3月は内地の5月くらいの気候で、森・山は新緑の季節です。気温もそれほど高くないので、母島のトレッキングのおすすめの時期です。

2021年02月19日
2021年01月26日
シマクワズイモの花

2021年01月18日
森の癒し効果
2021年01月04日
シャリンバイ(車輪梅)

2020年12月17日
2020年12月13日
2020年12月02日
年間降水量
今年の11月は本当に雨が多い月でした。一番降った日は25日の98.5oの降水量で、10分間で9oも降った時間帯がありました(気象庁:過去の気象データ検索)。世界的な気候変動について、年平均気温の上昇や旱魃や豪雨などが報じられると、母島のことも気になり少し調べてみました。2018年は記録的な旱魃の年でしたが、母島の年間降水量は576.5oで、翌年の大型台風があった2019年は1385.5oでした。この2年間ではなんと、2.4倍も差があることが分かり驚きました。そして2020年ですが、6月〜10月までは前年に比べると雨量が少なかったものの、11月の降水量が380.5oだったことで一気に前年の年間降水量を追い抜き、2020年1月〜11月の降水量は1422oとなりました。いつもの時期なら母島はジャガイモの植え付けをする頃なのですが、こう雨が多いと種イモが痛んでしまいますね。森のシダは雨に濡れて美しいのですが…。
2020年10月30日
2020年10月17日
2020年10月02日
2020年09月23日
2020年09月16日
2020年09月10日
オガサワラゼミ

2020年08月11日
2020年06月26日
アコウザンショウ
母島は例年よりも少し早く雨季が終わり、本格的な夏の始まりを感じています。母島の森では昨年の10月の台風21号後の影響を受けてか、なんと1月にヒメツバキが満開になりましたが、再び6月にも見事に開花し私たちの目を楽しませてくれています。そんな森歩きで気を付けて欲しいのがこの「アコウザンショウ」です。ミカン科の固有植物で近縁種として本州にはカラスザンショウがありますが、アコウザンショウの幼木には葉柄や茎に浅い棘があり、棘で皮膚を傷つけるとかぶれたり水疱ができることがあります。観光自粛期間には私は森林保全の仕事をしていましたが、今年はこの植物が多くずいぶんやられました。石門や乳房山に多い植物なので、長袖や手袋着用で気を付けてくださいね。