
ガイドの日記帳 〜つれづれなるままに〜
小笠原諸島母島のネイチャーガイド、フィールドエスコートhilolo・梅野ひろみが母島の大自然の魅力を紹介しています。2024年01月10日
ガイドの日記帳 乳房山開花情報

2023年12月20日
2023年11月15日
ガイドの日記帳 ワイビーチ

東側や西側の海に面した場所に行かれるところが何か所かあります。海岸によって砂
浜が広がるところ、ゴロタ石がごろごろしているところなど色々ですが、キクメイシ
やミドリイシ等のサンゴが強い波で打ちあがり、カラカラと渇いた音を立てていると
きなど非日常な音と景色に旅情をかき立てられることでしょう。南崎海岸のとなりに
あるワイビーチですが、長い階段を下って行くと現れる海岸は母島では珍しい白い砂
のビーチです。南崎海岸は海岸線が長めでわりと遠浅な海岸すが、ワイビーチはとて
もコンパクトな海岸で遠浅ではありません。ワイビーチの地形や周辺の潮流の影響で
粒が細かいサンゴダストの砂が集まりやすくなっているのでしょうか。長い階段は健
脚向きですが、貨幣石が含まれている断層もあり、遠くに乳房山も望める美しいビー
チです。
2023年10月12日
ガイドの日記帳 オガサワラボチョウジ

2023年09月05日
ガイドの日記帳 鰹鳥島

ンバーに変わってきました。秋の台風の後には珍しい蝶などがやって来ることがある
のですが、そんなシーズンを迎えつつあります。南崎・小富士から見えるカツオドリ
の繁殖地「鰹鳥島」の今年生まれの若鳥たちもだいぶ成長し、まだ白い羽毛に覆われ
た子もいますが、徐々に羽の色が焦げ茶色に変わりつつある子もいます。双眼鏡で見
てみるとかなりの個体数のカツオドリがいるのが分かりますが、10月末頃になると群
れて鰹鳥島から移動していく姿がみられるようになり、やがて少数のカツオドリが母
島周辺に残ります。カツオドリの移動距離は長く、父島列島の南島で標識を付けた個
体はなんとニューギニアで見つかったことがあるそうです。そうそう、チャムスの
キャラクターはペンギンと間違えられていることが多いですが、このカツオドリです
のでお間違えなく。
2023年08月06日
2023年07月01日
ガイドの日記帳 チギノキ

2023年05月24日
2023年05月03日
2023年03月28日
ガイドの日記帳 真夜中に鳴く鳥

メ生簀でアオウミガメが見られる時期になりました。この時期、真夜中から夜明け近
くに森の中から「ヒィー」「ヒョー」という寂し気な鳴き声が聞こえる日が多いので
すが、鳴き声の正体はトラツグミです。母島では留鳥で都道沿いや森歩きでよく見か
ける鳥ですが、内地では声が聞こえても姿がなかなか見られないそうです。羽の色は
黄褐色と黒褐色、地上にいても見つかりにくい保護色で、ミミズや落ち葉の下の昆虫
を食べます。南崎遊歩道などではまるで道案内しているように、トラツグミがツアー
の先頭を歩いていることもあります。警戒心が強い鳥なので、あまり近づかないよう
にすると写真が撮れます。
2023年03月12日
2023年02月28日
ガイドの日記帳 乳房山開花情報
2023年01月13日
2022年12月19日
ガイドの日記帳 ヒシクイ

2022年11月17日
2022年11月02日
ガイドの日記帳 ムロアジ

2022年09月29日
ガイドの日記帳 小笠原のハナバチ

2022年09月11日
2022年08月25日
ガイドの日記帳 Protect Bonin Family
