ガイドの日記帳 〜つれづれなるままに〜

小笠原諸島母島のネイチャーガイド、フィールドエスコートhilolo・梅野ひろみが母島の大自然の魅力を紹介しています。

2019年10月19日

船木山の滝

DSCN0137船木山の滝.jpg 台風19号後、日本各地から被災の状況が報道されていて心が痛みます。台風19号は母島から450q以上離れて通りましたが、それでもかなりの風雨でした。台風後は母島の森が長時間吹いた潮風で傷み、木々の葉が茶色くなって徐々に落葉してきました。台風後各所のルートチェックに歩いていますが、いつもは水流がない「船木山の滝」がみごとな滝になっていました。この周辺は年間通して気温が低く、戦前はこのあたりで白菜を作ったところよく作物ができたそうです。現在では近くにコーヒーが何株か育っていて、シマホルトノキやオガサワラリュウビンタイ等が自生して湿性高木林の雰囲気を醸しだしています。近くにはベンチがあり、ゆっくり休憩していると滝つぼを利用する鳥を観察することもできました。

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2019年10月10日

ゴールデンシャワー

DSCN0045ゴールデンシャワーの花.jpg
 母島の北進線の蝙蝠谷付近には、ゴールデンシャワー(ナンバンサイカチ)が開花中で、車で通るたびチラ見していますが、黄色い花は見る人の気持ちを明るくしてくれる気がします。花をよく見ると、花色が薄い黄色から濃い黄色へとグラデーションがかかっていて、天然記念物のオガサワラクマバチが蜜を求めてよくやって来ています。低い位置にも花が咲いているので、オガサワラクマバチの写真も撮りやすいですよ。また、ゴールデンシャワーの木の下には昨年咲いたあとにできた沢山の実が落ちていますが、とても長く堅い鞘なので私は肩たたきに使っています。鞘の中には大きな種子が入っていますが、小笠原では特に利用はしていません。ゴールデンシャワーはタイの国花だとか。日本では沖縄や奄美などの南の地方にも生育しているそうです。
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2019年09月21日

ハマゴウ

P1060516ハマゴウ雄さん海岸.jpg 母島の海岸付近を歩いていると、砂地などに這うようにして生育しているハマゴウを見かけます。日本では本州・四国・九州・沖縄等に分布し、漢字では浜拷や浜香と表記されますが、これはハマゴウが持つ清涼感がある香りに由来するようです。葉を手で軽く握りしめるとオレガノによく似た香りがします。果実には薬効があり乾燥させて漢方薬に配合されるそうですが、茎や葉をいぶして蚊よけに使う地方や、枕に入れて安眠効果を利用する地方など、日本各地で利用しているようです。小笠原でも戦前は何かに利用されていたのでは?と想像しています。ガイドツアーでは、ハマゴウの葉に触れて爽やかな香りを楽しんで頂いています。
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2019年08月22日

ハート型の夕日

IMG_4808ハート型の夕日.jpg 長引いた台風10号の後、母島は急に秋らしくなってきました。朝夕の風が涼しくなり、夕方の太陽の光も黄金色。もう何度かまた真夏に逆戻りする日があると思いますが、早い秋の訪れを感じています。先日は観光PRの撮影のエスコートの仕事があり、

夕日の撮影でサンセットシアターで夕日待ちをしました。途中までは雲がなく、今日はグリーンフラッシュかな?と期待したのですが、水平線が薄い雲に覆われてじんわりと夕日が沈みました。でも、見てください!沈む途中で夕日がハート型になりました。こんな写真が撮れたのは初めてです。

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2019年07月08日

夏の日の出ポイント

DSCN0002裏南京からの日の出.jpg すっかり真夏になった母島では毎日暑い日が続いています。と言っても、暑い日の最高気温は31℃ほどで、都会の最高気温よりも低いくらいです。日中でも日陰に入ると涼しい風が吹き、そんなときに小さな幸せを感じます。夏の時期、私が好きな時間帯は日の出のとき。鳥のざわめきが響く中、見晴らしがいい場所で見る日の出は格別です。 バイクや車で行くなら東港展望台がお勧めです。ガイドと一緒なら裏南京からの日の出も綺麗ですよ!

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2019年05月23日

擂鉢休憩所

IMG_4216南崎擂鉢.jpg大型連休後半から雨が降る日が増えた母島です。母島南部の「南崎遊歩道」は往復約4qのハイキングコースですが、遊歩道というと上高地の大正池のあたりの木道のようなイメージを持つかたが多いと思いますが、南崎遊歩道は赤土の路面で階段あり梯子ありのコースです。観光のかたから「遊歩道って書いてあるけどジャングルですね!」と言われることも多く、4qも歩くことですし、5〜6月の雨後で路面がぬかるんでいる時は滑りにくいシューズがいいのではと思います。南崎遊歩道には水はけが悪い場所もあり、所々に近自然工法による木道なども設置してあります。擂鉢休憩所も、雨後は水が溜まり休憩できない場所でしたが、都レンジャーの皆さんが木道を設置してくださいました。利用者が多く休憩する地点なので助かります。ありがとうございました!
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2019年05月14日

ツブカラカサタケ

DSCN6920ツブカラカサタケ.jpg 最近雨の日が多く、森・山でも色々な種類のキノコを目にしますが、集落内の芝生にこんなキノコが生えていたら食べないでください。カラカサタケ属のキノコですが、消化器系の食毒があり、食べると下痢や嘔吐等の症状がでるものが多いようです。食用になり美味しいとされるカラカサタケの仲間もありますが、見極めが難しいです。そうそう、光るキノコのグリーンペペもやっとチラホラ見かけるようになりました。グリーンペペが群生するのももうすぐ?楽しみですね。この他にもこれから色々なキノコが発生するシーズンですが、色や形を見て楽しむのが無難かも知れません。

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2019年05月09日

乳房山の開花状況

IMG_4026シマギョクシンカ.jpg 大型連休も終わり、母島は雨季に入ったようです。毎日たくさんの雨が降り、貯水率が下がっていた乳房ダムも昨日は84%になったそうで一安心です。しっとりとした森・山では、カタツムリを以前のようにまた見かけるようになりました。そんな母島の乳房山は植物の開花シーズンを迎えています。先日見かけたものでは、シマギョクシンカ、ムニンモチ、シマザクラ、テリハハマボウ等の固有植物の他、テイカカズラ、ヤナギバモクマオウ、セイロンベンケイなどが開花していました。画像のシマギョクシンカは特によい香りがするので、見かけたら香りを確かめてみてください。この他、オオバシロテツやヒメツバキも蕾を付けており、来月頃には様々な種類の花を楽しめると思います。雨が降りやすい季節なので、森・山の散策にはレインウエアをお忘れなくご用意ください。

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2019年03月28日

コーヒーの花

P1040288コーヒーの花.jpg 日本各地から桜の花だよりが寄せられる季節となりましたが、母島のフルーツロードではコーヒーの花が花盛りです。コーヒーはアカネ科の3〜4mの低木ですが、花には芳香があり近づくと心地よい爽やかな香りが漂ってきます。小笠原へコーヒーがやってきたのは明治時代にさかのぼり、母島でも明治時代には無償で苗が配られたようです。フルーツロードではコーヒーの花のほか、赤く熟したコーヒーの実が付いている木もあるので、のんびり散策しながら探してみてください。コーヒーの近くにはナンヨウサクラとも呼ばれる赤い花が咲いています。また、シャシャップやジャックフルーツやピタンガなど珍しい果物も実っています。
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2019年03月05日

ホエールウォッチング

IMG_5137スパイホップ.jpg 母島で企画としてのホエールウォッチングが初めて開催されたのが 1988年のことですが、翌年から事業化されそれからザトウクジラが見られる島として沢山のお客様が小笠原諸島にいらっしゃるようになりました。母島は海のツアーの業者が少ないため、ザトウクジラものんびり母島周辺を回遊しているようで、沖港を出発してすぐの地点でウォッチングが楽しめます。3月3日はOWA母島支部主催で島民ホエールウォッチングが開催され、沢山のザトウクジラに出会うことができました。画像はスパイホップという行動で、海面からザトウクジラが顔をだし周辺を見渡しているこころです。背景に陸が映っていますが、こんなに陸から近いところでクジラが見られるのが母島のホエールウォッチングの特徴です。ザトウクジラに会いに母島に是非ご来島ください!
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2019年02月15日

2月の乳房山情報

P1030698乳房ダム水位.jpg 相変わらず少雨傾向の母島ですが、昨日は久々に雨が降りました。でも、乳房ダムの貯水量は54%とのことでダムに溜まるほどは降らなかったようです。さて、乳房山ですが登山道の改修工事によって古くなった階段の丸太材が新しい角材に交換され、とても歩きやすくなりました。重い資材の荷揚げや歩道整備には作業される方々にいつも心から感謝しています。以前道迷いが発生した箇所にも道標が取り付けられて、来島される観光の方々も安心して歩ける登山道になってきました。また、景観をよくするための外来種の伐採が行われたことで、第一休憩所からは乳房ダムがよく見えるようになりました。2月になりザトウクジラの頭数も増えてきたので、登山道からもホエールウォッチングが楽しめます。是非、乳房山に登ってみてください。
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2019年01月10日

オガサワラチビクワガタ

IMG_3637オガサワラチビクワガタ.jpg先日、ツアー中に足元でじっとしている小さな虫に気づきました。ほんとうに道の真ん中で、もう少しで踏んでしまいそうでしたが、久々のオガサワラチビクワガタでした。晩秋から冬にかけてこうして偶然見かけることがありますが、いつもは朽木の中にいるのでまず目にすることはありません。世界にはチビクワガタの仲間が300種類くらいいるそうですが、だいたいが1pくらいの小さなもので、その仲間の中ではオガサワラチビクワガタは大きくなるほうなのだそうです。そしてメスとオスは外見では区別がつきにくいそうです。 大きくても1.5p〜2pくらい。踏んでしまわないように注意深く歩こうと思います。
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2018年12月07日

オガサワラグミ

DSC04731オガサワラグミ.jpg 12月に入り、また暖かい日が続いています。空も海もとても青くて、体を動かすのも気持ちよく、母島に住んでいて良かったと思うのが今頃の季節です。先日から母島の山を歩いていると、ふとした瞬間に甘い花の香りを感じるようになりました。昨日は写真を撮るのにちょうどよい高さにオガサワラグミが満開に咲いていているのを見かけました。オガサワググミはつる性の低木で、ややクリーム色がかった花弁のように見えるのは萼片です。3月頃に小指の先ほどの楕円形で赤褐色の実を付けます。実はタンニンが多いのか渋く、たまに甘い実に当たるとすごく嬉しい気持ちになります。今年の月頃はアカガシラカラスバトがこの実をよく食べていました。この冬〜春にかけては実も豊作になりそうで、鳥たちも嬉しいことと思います。

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2018年11月26日

ヒゲクジラとハクジラ

P1010722.jpg 昨日は小笠原ホエールウォッチング協会の「ホエールウォッチングインタープリター新規講習」でした。10名の新規受講者があり、今後母島で活躍してくれることと思います。さて、画像は講習時に回覧したヒゲクジラの「ヒゲ板」とハクジラの「歯」です。ザトウクジラはヒゲクジラの仲間で、上顎には食物(オキアミや小魚等)を漉しとるフィルターの役目をする「ヒゲ板」があり、ヒゲ板のブラシ状になっているほうが口の内側を向いて並んでいるそうです。また、マッコウクジラはハクジラの仲間で、上顎と下顎には人間の犬歯のような形状の歯があり、ダイオウイカのような大型のイカを食べることができるということです。ヒゲ板やヒゲクジラの下顎骨は、母島のロース記念館にも展示品があるので、立ち寄って質感や大きさを体感してみてください。
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2018年10月25日

オガサワラヒヨドリ

DSCN8675オガサワラヒヨドリ.jpg 10月の上旬まで鳴き声が聞かれたオガサワラゼミも静かになり、秋の気配が濃くなってきた母島です。桑ノ木山周辺ではムニンシュスランの花が見頃になっていて、私は植物の花で秋を感じていますが、鳥の鳴き声で秋を感じる島民もいます。ガジュマルの実に群れているオガサワラヒヨドリの騒がしい声で、内地の熟した柿に集まるヒヨドリを思い出すそうです。画像のオガサワラヒヨドリですが、小笠原群島の固有亜種で、DNA分析によると八重山諸島のヒヨドリを起源としているそうです。また、小笠原の火山列島にはハシブトヒヨドリという別亜種もいて、こちらは本州または伊豆諸島を起源としているとのことです。島に定着してから移動性が低下して別亜種となったのではということですが、移動性が高いヒヨドリにどんなドラマがあったのか、興味深いですね。 
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2018年10月02日

オガサワラゼミ

DSCN8479オガサワラゼミ.jpg 台風の影響があった8月に比べ、9月は雨が少なく暑い日が多かった気がします。9月上旬からは母島の森・山ではこのオガサワラゼミの鳴き声が賑やかでした。上手い具合に保護色になっていて、鳴き声はするのに見つけにくく、見つけてもすぐに逃げられてしまうオガサワラゼミですが、羽化したばかりのセミや雌のセミは写真が撮りやすいことに気が付きました。透明な羽が美しい小型のセミです。ちなみに天然記念物のセミなので、昆虫採集は厳禁です。
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2018年09月14日

乳房山の開花状況

IMG_2815ムニンセンニンソウ.jpg 台風の接近が多かった8月とはうって変わって、9月は夏が戻ってきたような暑い日が続いています。そんな母島ですが、森・山の植物は敏感に季節を察知して、秋に開花する植物が可憐な花を付けています。画像のムニンセンニンソウは、8月〜10月頃に開花するキンポウゲ科の固有植物ですが、乳房山や都道北進線沿いの各所で開花中です。漢字で書くと無人仙人草ですが、花が終わると白い仙人の髭のような痩果を付けます。この他には、シマザクラ、ナンバンギセル、ハハジマノボタン、テリハハマボウ、ムニンヒメツバキ等が開花中で、母島列島の固有種のワダンノキは蕾が多数付いていて、今月末から来月頃に見頃になりそうです。まだ暑い日が続くので、水分は多めに持参して乳房山を楽しんでください。
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2018年08月14日

ワダンノキ

IMG_2631ワダンノキ.jpg 台風の影響で翻弄される8月ですが、森・山の植物は季節を敏感に感じ取っているようです。曇りの日が多く例年よりやや涼しい乳房山では秋に開花する植物が少し早めに咲きだしました。ワダンノキはキク科の固有植物で、母島列島の雲霧林に生育する低木の樹木です。雌雄異株(しゆういしゅ)の植物で、雄株と雌株に性分化しています。海洋島では強い子孫を残すために自家受粉(同じ個体の中で受粉すること)を避け、他家受粉(違う個体と受粉すること)により遺伝子の多様性を持たせるために性分化した植物が多いということです。画像はワダンノキの雄株の花ですが、いつでも送粉可能なように先に雄株の花が咲くようです。このあと雌株の花が咲きだします。
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2018年07月31日

スノーケリングポイント

IMG_2242ハハジマノボタン6弁.jpg 夏休みに入り、母島に来島される観光のかたも家族旅行の方々が増えてきました。美しい母島の海で泳ぐのを楽しみに来島される方も多く、お勧めのスノーケリングポイントの質問を度々頂きます。経験や移動手段によってもお勧めの場所は違いますが、お子さんを含む家族連れのかたには「脇浜なぎさ公園」をお勧めしています。遠浅の砂浜の海岸で、シャワー施設とトイレや日よけの休憩所、芝生の広場に遊具もあり、宿泊施設から徒歩でも行かれます。スノーケリング経験がある大人のかたには、御幸之浜をお勧めしています。宿泊施設から徒歩で20〜30分、バイクなら5分くらいの場所で、周辺は世界自然遺産の海域地域でサンゴ礁が見事です。今日は御幸之浜で久々に泳いできましたが、アオリイカの子どもが50匹くらいで群れて泳いでいて可愛かったです。単独でのスノーケリングは緊急時に危険なので、複数の人と行くのをお勧めしています。
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2018年07月05日

ハハジマノボタン

IMG_2242ハハジマノボタン6弁.jpg 7月になり、母島も本格的な夏を感じています。日差しはもちろんですが、海の色も山の色も冴え冴えとして、母島が一番美しい季節を迎えたなぁ、と思いながら暮らしています。乳房山でも、固有植物の花が続々と開花していて、母島列島の固有種のハハジマノボタンも標高300m付近の雲霧帯(霧がかかりやすい地帯)で開花中です。ほとんどのハハジマノボタンは五弁の花ですが、時々六弁や四弁のハハジマノボタンが混ざって咲いていて、「四つ葉のクローバー」ではありませんが、みつけるとなんだか幸せな気持ちになります。気温が高い時期なので、多めの飲み物を用意して乳房山登山を楽しんでください。
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