ガイドの日記帳 〜つれづれなるままに〜

小笠原諸島母島のネイチャーガイド、フィールドエスコートhilolo・梅野ひろみが母島の大自然の魅力を紹介しています。

2023年05月03日

ガイドの日記帳 サンコタケ

20230503サンコタケ.jpgこの頃母島の森の中で一際目立つ橙色のカニカマのようなキノコ、サンコタケ(三鈷茸)はカサがないキノコです。幼菌のときの形状はウズラの卵くらいの大きさで色は白色ですが、そこから3本ほどの橙色の托子という腕のような突起が伸びてきます。画像を見て頂くとわかるように、托子の内側に黒褐色のドロッとしたものがあり、これはグレバとよばれ悪臭がしますが、昆虫をおびき寄せ胞子を運んでもらう役割があるということです。写真を撮っている間にも確かに沢山の小さな虫が集まっていました。うっかり触ると動物の糞のような臭いが手に残ってしまうので、見るだけにしたほうがよいです。
posted by 梅野ひろみ | ガイドの日記帖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする