
母島の秋も深まり、森山歩きに最適な季節になりました。乳房山の登山道では、テリハハマボウ・ムニンシュスラン・テイカカズラなどが開花中で、足元を見るとテリハボクやタコノキ、ヤロード、シマホルトノキの実などが落ちています。ときおり風が吹くとふっと漂ってくる甘い香りにオガサワラグミが開花しているのを感じ、もうすぐ母島の冬がやってきて乳房山からザトウクジラがみられることが楽しみです。画像は固有植物のハハジマハナガサノキの実です。土偶の顔のような面白い形をしていいますね!この植物の仲間は熱帯地域に80種類もあるそうです。蔓性植物で他の樹木にからみついて実が付いていますので探してみてください。