ガイドの日記帳 〜つれづれなるままに〜

小笠原諸島母島のネイチャーガイド、フィールドエスコートhilolo・梅野ひろみが母島の大自然の魅力を紹介しています。

2021年01月26日

シマクワズイモの花

 IMG_6521シマクワズイモ(ククラタ)の花.jpg母島の集落内では河川の中や付近でよく見かける、大きなハート型の葉の植物:シマクワズイモ(サトイモ科)の花です。こうした花を肉穂花序といいますが、なんとも不思議な形です。同じような花を付ける母島の植物では、モンステラやミズイモタイモ)があります。モンステラの実やミズイモの根茎は食用になり、母島でも利用されています。しかし、ミズイモとよく似た葉の形のクワズイモ属の植物には食毒があり、間違って食べた人の話ではもの凄く口中が痺れるそうです。ミズイモとシマクワズイモはよく見ると葉脈のはしりかたがまるで違うのですが、似たような環境で生育しているので注意が必要です。そんなシマクワズイモは15℃以上の気温があれば室内での栽培にも向いていて、観葉植物として人気があるそうです。

posted by 梅野ひろみ | ガイドの日記帖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする