ガイドの日記帳 〜つれづれなるままに〜

小笠原諸島母島のネイチャーガイド、フィールドエスコートhilolo・梅野ひろみが母島の大自然の魅力を紹介しています。

2016年10月06日

ムニンシュスラン

P1160621ムニンシュスラン.jpg10月になり、母島の北部や南部の森ではオガサワラゼミの大合唱が聞かれる季節になり、秋を感じています。また、森の植物もだんだんと秋〜冬の植物の開花時期へと移行しています。その中でも、一段と可愛らしいのが画像のこの花です。小笠原の固有種のムニンシュスランは、漢字で書くと「無人繻子蘭」。繻子(しゅす)とは、着物生地のことで、洋服でいったらサテン生地が近いでしょう。葉っぱの光沢感や質感が似ているというのが命名の由来らしいです。日本全国に色々なシュスランの仲間がありますが、ムニンシュスランは花茎が他のシュスランに比べると長く、そのため花序も花数が多いのでなかなか見ごたえがあります。花の色は乳白色〜ピンクベージュです。これからしばらく1月頃までは花が楽しめます。
posted by 梅野ひろみ | ガイドの日記帖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする