ガイドの日記帳 〜つれづれなるままに〜

小笠原諸島母島のネイチャーガイド、フィールドエスコートhilolo・梅野ひろみが母島の大自然の魅力を紹介しています。

2022年03月21日

ガイドの日記帳 レモンの花

IMG_7630レモンの花.jpg母島のこの季節、集落を歩いていると爽やかな香りがどこからともなく漂ってくることに気づきます。周囲を見渡してみると、レモンの木に沢山の花が咲いていて、セイヨウミツバチやメジロやメグロがやってきています。レモンの花は両性花で、ひとつの花に雄しべと雌しべの両方が備わっていて、中央にある雌しべの先端に花粉が受粉するとレモンの実ができます。レモンの花に集まってきている虫や鳥たちが受粉させているのですが、鳥はレモンの花の蜜を得るために激しく花をつつくので、どうかすると花が落ちてしまうことがあります。今年はレモンの花付きがよく鳥に花を落とされても十分収穫が見込まれますが、花が少ない年はちょっとハラハラしますね。
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2022年03月11日

ガイドの日記帳 鳥たちの好物

P1160407鳥たちの好物.jpg暖かい日が続き鳥の行動が活発な毎日ですが、私の自宅近くに沢山の青い色の鳥の糞が落ちるようになりました。この時期にこんな色の植物の実はなんだろうか?と毎日考えていましたが、それは身近なところにありました。イヌホオズキというナス科の草で、パッと見ると黒く見える実を付けていますが、これが青い糞の正体でした。イヌホオズキが群生しているのは集落の山の斜面ですが、ギンネム林だったところを刈り払って落石防止用のネットを張ったところ、今の段階では草地になって沢山の鳥が訪れ、運ばれた糞によってイヌホオズキが群生しその近くには驚いたことにミニトマトも野生化して育っていました。2019年の大型台風の後は、石門にパパイヤの林ができてびっくりしましたが、鳥散布で発生した植物をみると、母島の鳥がどんなものを好んで食べているのかがよく分かりますね。
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2022年03月07日

ガイドの日記帳 母島の秘境

IMG_8413石門カルスト台地.jpg母島の秘境:石門は原生性が高い貴重な地域として、様々なルールを設定して利用さ
れていますが、入林禁止期間が終わり3月1日から利用が再開となりました。2月中に
は近自然工法(林内の石や木を利用して道の補修を行う)による作業が行われ、傷ん
でいた土留めの木を交換したり、崩れていた路肩に石を積むなどして道を修繕し、安
全に歩行できるようになりました。私も2日間作業のお手伝いをしましたが、北海道
から指導に来てくださるかたの技術の高さにいつも感動してしまいます。石門ツアー
に参加されるかたは、是非道の修繕のあとにも注目してみてください。3月の石門は
花の開花等は少なめなのですが、リュウビンタイやシマオオタニワタリなどの大型シ
ダが生き生きとして美しく、気温もまだ低めなので歩きやすい季節です。3月中は一
部利用不可のルートもあるため、全ルートを歩きたいかたは4月がお勧めです。
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