スマートフォン専用ページを表示
ガイドの日記帳 〜つれづれなるままに〜
小笠原諸島母島のネイチャーガイド、フィールドエスコートhilolo・梅野ひろみが母島の大自然の魅力を紹介しています。
<<
2020年09月
|
TOP
|
2020年11月
>>
2020年10月30日
サンゴの白化
昨年の今頃は台風21号の後片付けで大わらわでしたが、今年ほど母島に台風が来ない年も珍しいのでは?と思いながら過ごしています。台風が来ないのはいいことなのですが、海水がかき回されない状態で海水温が高い日が続き、造礁サンゴが多い母島の「北港」「椰子浜・桐浜」「御幸之浜・南京浜」などではサンゴが広範囲に白化しています。褐虫藻が抜けて骨格だけになったサンゴは白く、写真に撮ると綺麗にもみえるのですが、うーん、元の状態に戻るのには何年かかるのかな?と思ってしまいます。サンゴの白化、これ以上進まないといいですね。
posted by 梅野ひろみ |
ガイドの日記帖
|
|
2020年10月17日
ムニンシュスラン
今年は母島への台風の到来が今のところなく、このまま今年の台風シーズンが過ぎてくれることを願うこの頃です。10月中盤になるとオガサワラゼミの鳴き声も徐々に少なくなり、堺ヶ岳や乳房山、桑ノ木山ではムニンシュスランが咲き始めました。長い期間に渡って開花するムニンシュスラン(無人繻子蘭)は、森の花が少なくなる晩秋から初冬に私たちの目を楽しませてくれます。小さな花序で清楚な姿ですが、まとまって咲くと見ごたえがあり写真映えするランです。
posted by 梅野ひろみ |
ガイドの日記帖
|
|
2020年10月02日
見る角度によっては・・・。
森の中で時々妙に惹きつけられる形のものにであうことがあります。昨日は大沢遊歩道を歩いていて、足元に転がっていたタコノキの実にグッと惹きつけられてしまいました。どのタコノキの実もネズミによる食痕があるものでしたが、それぞれ個性的で見る角度によって色々な形に見えてきました。ムンクの叫びに似ているもの、もののけ姫の乙事主(おっことぬし)に似ているもの、イメージが少しホラーなのは、道中どこまでも続くポトスの森を一人で歩いてきたからかも知れません。タコノキの実は集落内では鮫ヶ崎遊歩道などにも落ちています。お気に入りの面白い形のものを探してみてください。
posted by 梅野ひろみ |
ガイドの日記帖
|
|
<<
2020年10月
>>
日
月
火
水
木
金
土
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
過去ログ
2021年01月
(2)
2020年12月
(3)
2020年10月
(3)
2020年09月
(3)
2020年08月
(1)
2020年06月
(1)
2020年04月
(1)
2020年03月
(2)
2020年02月
(1)
2019年12月
(1)
2019年11月
(1)
2019年10月
(2)
2019年09月
(1)
2019年08月
(1)
2019年07月
(1)
〒100-2211東京都小笠原村母島字元地
■営業時間/8:00〜17:00
(12:00〜13:00 お昼休)
■休日/おがさわら丸出港翌日が土・日・祝日の場合。
RDF Site Summary
RSS 2.0
Seesaa
ブログ