ガイドの日記帳 〜つれづれなるままに〜

小笠原諸島母島のネイチャーガイド、フィールドエスコートhilolo・梅野ひろみが母島の大自然の魅力を紹介しています。

2019年11月21日

シマホルトノキとメグロ

P1060592シマホルトノキとメグロ.jpg 母島をメチャメチャにした台風21号通過からそろそろ1ヶ月が経とうとしています。台風直後には母島の森・山ではたくさんの倒木が発生して、どの遊歩道も通行止めになりましたが、東京都レンジャーや地元の建設業者の皆さまのお陰でほぼ全てのルートが開通しました。台風後2週間くらいから強い潮風の影響で木々の落葉が目立ちましたが、1ヵ月を待たずに木々も芽吹いてきて、自然の力強さを感じる一方で、石門では見ごたえがあるウドノキの大木をはじめ、シマホルトノキやアカテツ等が根元から倒れてしまい、再生が難しいものもありとても残念に思っています。画像はシマホルトノキの実を食べるメグロです。メグロは森林ではガやクモなどを食べていることが多いのですが、一時的にそれらが減ってしまっているのか、シマホルトノキの実を樹上採食していました。アカガシラカラスバトは台風後どこに行っているのか限られた場所でしか見かけません。台風後の母島の森林の変化を注意深く見守っていく必要を感じています。

posted by 梅野ひろみ | ガイドの日記帖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする