ガイドの日記帳 〜つれづれなるままに〜

小笠原諸島母島のネイチャーガイド、フィールドエスコートhilolo・梅野ひろみが母島の大自然の魅力を紹介しています。

2016年07月07日

タマナの花

DSCN3023テリハボク.jpg 母島の沖港周辺を歩いていると、周辺の木々に比べ群を抜いて大きな木を目にすることがあると思います。樹肌はひび割れてゴツゴツしていて、そう、まるで歌舞伎揚げせんべいのような幹肌をした木です。小笠原諸島では「タマナ」と呼ばれ「玉名」と当て字されている「テリハボク」ですが、島名の「タマナ」はハワイ語で同じ木をtamaniと呼ぶことに由来するそうです。集落内でタマナの大木が多いのは、土地の境界を示す木として植えられたことや、人が生まれたときの記念樹として植えられたことなどから、長年伐採されずに残ったためです。防風林として植樹もされていて、海岸林にはタマナばかりの一帯がみられます。ちょうど今が花期で、白い花が満開に咲いて見ごたえがあります。
posted by 梅野ひろみ | ガイドの日記帖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする